加算
(addition)を何度も繰り返す
(repeat, do over again, reiterate)ことを簡略
(simple, simplify, brief)することで、乗算
(be born; come into being, see the light, be a result)が生まれました。
2 + 2 = 4
2 * 2 = 4
2 + 2 + 2 = 6
2 * 3 = 6
2 + 2 + 2 + 2 = 8
2 * 4 = 8
[雑談(idle talk, small talk)]
群論(group theory)に出て来る環(ring)の定義(definition)では、
加算も乗算もその意味を失い(lose a meaning)、
互いの相対関係(relative relation)のみにまで抽象化(abstraction)されています。
乗算は、面積(area, square measure)を数える方法(a method; a way)に利用されます(be used)。
[雑談]面積とは、縦(height length)と横(width)の組み合わせひの数字(二次元(two dimensions))から広さ(area, extent)という一次元(one dimensional)の数値への写像(mapping)
長方形(rectangle, oblong)の面積は、縦 × 横 で求まります(obtained by, got by)。
[雑談]面積が解り、縦が分かれば、横は除算(division)計算で求められる。
横 = 面積 / 縦
正方形(square)なら、縦と横が等しい。
正方形の面積から、二乗(square, multiply a number by itself)の計算(calculation; computation)が始まります。
二乗のことを自乗ともいいます。
正方形の面積が解っている時、辺の長さはいくつになるかという問題(a problem; a question)。
そこから、平方根(the square root)を求めることが必要になるはず。
[雑談]この問題が現実に(actually)発生する(accrue; arise; germinate; occur; proceed)ことは少ない(rare)なあ、もっと平方根の必要性(necessity)を実感(realize)したい。
ピタゴラスの定理(Pythagoras' theorem, Pythagorean theorem) 直角三角形(a right triangle, a right‐angled triangle)の二辺の長さ(length)をa,b, 斜辺(a hypotenuse, an oblique side)の長さをcとすると
この式でa,bからcを求めるとき
このように、平方根の計算が必要になります。
例えば、家(a house)を設計する(architect; configure; contrive; design; draft)時、
屋根(a roof)が斜めになっている(sloping, oblique, incline)から、
屋根の斜辺の長さを求めておかないと
材料(materials; stuff)を無駄にしてしまいます(to render futile; to bring to naught; to waste)。
実際に平方根を計算するには、色々な方法があります。
最も能率がいい(efficient)方法もあります。
現代で最も簡単な方法は、電卓に計算させること。
電卓の中では、昔の知恵者が編み出した方法で
計算がされています。
その方法はいずれ紹介するとして、先に進みましょう。
平方根は二乗すると元の数になります。
負の数(negative number)を知っている人は、負の数を二乗すると正の数(positive number)になることも知っています。
だから、平方根の計算では、負の数側の答えも忘れてはいけない、と考えるほうが好ましい。
したがって、ルールとして 平方根の根号(a radical sign)の記号は、正の数を意味することにして、
負の数側の答えの前には、マイナス符号をつけることにしました。

が、有理数
(a rational number)ではない数、つまり無理数
(an irrational number, a surd number)であることは、有名な
(famous; notable)話です。しかし、建築
(architecture, building, construction)や工業
(an industry)など科学
(science)技術
(technology)でも、銀行
(a bank)のお金
(money)の計算でも、実際は有理数までしか計算で扱い
(handle, operate)ません、無理数は必要な程度まで精度良く
(accurately;precise)近い小数値
(fractional value)=つまり有理数で近似して
(approximate)利用しています。
[雑談]有理数は、整数(an integer)と整数を組み合わせた分数(a fraction)で表される数、小数は整数の分数にできるから有理数、無理数は有理数にて表せられない(can't be put into, show, display, indicate)数。
[雑談]「無理数は有理数にて表せられない数」とは、随分と雑な(careless)分類(classification, grouping)です。いずれ詳しく(particularly; in detail; fully; minutely; at length)調べたいと思います。
二次方程式(a quadratic equation)
なるものを解く(solve)必要があるのは、先ほどの建築などの形状(shape; form)の設計でのピタゴラスの定理の応用(application)だけでなく、物理学(physics)の力学(dynamics, mechanics)における地表付近(near a ground)の物体(an object, a material body)の等加速度運動(uniformly accelerated motion)の計算に用います。
二次方程式の解の公式(a formula)
を、見ていると、
根号の中が負の数になる場合がありそうだと
誰でも気が付きます(to notice; to become aware; to perceive; to realize; to realize)。
次回は、虚数(an imaginary number)・複素数(a complex number)へ